弥彦公園目次
弥彦公園について
私は太平洋に面した県が出身ですので、日本海の雰囲気がとっても新鮮に感じます。
なんだかとても空気が澄んでいるように感じ、風もそんなに強くなくこの静けさが大好きです。
そんな新潟県といえば有名なのが長岡まつり花火大会です。
日本三大花火にも指定されていて新潟県の自慢でもありますし、県外からも多くの方が訪れています。そして数々のスキー場や自然界での山や高原・海に岬にと体を使って全力で遊ぶことができます。
また、歴史的な建物も数多く存在しています。
国の重要文化財に指定されているものや、万葉集の時代から厚く信仰されてきた神社など新潟県はたくさんの見どころであふれています。
そんな今回は西蒲原郡弥彦村にあるこの「弥彦公園」についてご紹介していきたいと思います。
「弥彦公園」はあちらに見える弥彦山のすぐ近くに存在しており、周辺には自然を中心とした観光スポットが数多く存在しています。
この弥彦公園の敷地面積はなんと約4万坪ともなっておりたくさんの自然に囲まれています。
公園内にはこのように滝や渓流・トンネルなどもあり日本の風情を公園全体で感じることができます。
ここでこの弥彦公園の歴史について少しお話したいと思います。
この弥彦公園の歴史は長く大正5年(1916年)も前にさかのぼります。
今からなんと100年もの前のお話なんですね。
当時、吉田一弥彦間と言う方が、参宮線(現在のJR弥彦線)として開通したのを機会に越後鉄道株会社により大正7年(1918年)に造園されました。
この弥彦公園は現在は彌彦神社外苑となっておりこんなにも広い敷地面積を誇っているのです。
この壮大な敷地面積の中にはいくつもの種類の植物が育てられており、春のお花見・秋の紅葉の名所として有名となっています。
毎年数多くの方がここに足を運び、訪れた方の心や体を自然のパワーでリフレッシュしてくれています。
後程詳しくご説明させていただきますが、この弥彦公園にはとても珍しい桜の品種も育てられているのです。
「里桜」といったよく見る桜よりも、お花自体にとてもボリュームがありふわふわとしている桜です。
そのボリュームがあることからボタンの花のように見え別名、ボタン桜とも呼ばれています。
桜は種類によって咲く季節が少しずつ異なるので4月から5月初旬までの期間に楽しむことができます。
そしてこの弥彦公園は紅葉の名所として新潟県内だけでなく全国的にも有名となっております。
「もみじ谷」と呼ばれていて、公園内にはこの真っ赤の橋がかかっておりその周辺の真っ赤に染まったモミジやカエデたちがあり、その周辺一帯の景色はとても素晴らしいものとなっています。
ちなみにこの橋は「観月橋」と呼ばれていて、弥彦公園といえばこの橋をイメージする方も多いみたいですよ。
話を戻しますが、今は夏のこの季節で、紅葉の景色を見ることはできませんが、この木々たちが真っ赤になることを想像するだけで感動してしまいます。
素晴らしい、素敵な感動の景色となっていること間違いないでしょう。
ですが、今のこの夏でも感動の景色を味わうことができます。
真っ赤の橋の周辺にはこんなにも数多くの木々たちがあり、深緑の景色もまた良さがあります。
今のこの時代は自然界と触れ合うことがとても注目されていますよね。
新潟の夏はもう終わりを告げようとしていますので、少しずつ涼しくなりつつあります。
紅葉のシーズンになる前に夏の景色も体験していただきたいです。
そして公園内には景色を楽しむだけでなく様々な施設があります。
「湯神社」といった彌彦神社堺外苑末社が建てられています。
この神社は古くから歴史のあるもので、多くの方から「石薬師大明神」と呼ばれ親しみを得ています。
この湯神社はあの有名な弥彦温泉発祥の地となっていて温泉ファンの方も数多く訪れているそうです。
また公園内は子供用の遊具も完備されています。
あちらのすべり台やジャングルジムなどがあり、小さなお子様を連れても楽しむことができます。
休日にはお子様連れのご家族様で多く賑わっています。
昔の風情を大切にしている弥彦公園ならでわなのではないでしょうか。
遊具も少し昔の時代を感じさせる、レトロな雰囲気となっていますよね。
また周辺の弥彦山にちなんで弥彦山頂公園とった公園も存在しています。
この弥彦公園とは違い、山頂まで登って遊ぶことができるのでお間違いのないようにしてくださいね。
山頂までは車でも遊びに行くことができるので是非お時間のある方は遊びに行ってみてください。
新潟は北陸地方ですし、雪国としても有名です。
なので冬の季節になるのも早く秋の訪れや、寒さを感じることも断然早いです。
そして少し標高の高い位置にありますので、上着なども1枚多めに持って行くことをおすすめいたします。
寒さ対策をしてゆっくりと過ごせるようにご準備の方をよろしくお願いいたしますね。
弥彦公園の見どころ
この「弥彦公園」の見どころはなんといっても自然界の植物を見たり・肌で感じたり体験することです。
弥彦公園は1年を通し四季を楽しむことができます。
季節によって変わりゆく姿を自身の目で楽しめる状況はとても幸せなことですよね。
この公園内にたくさん育てられた植物たちが季節ごとに違った顔を見せてくれて、私たちのことを迎えてくれます。
春の4月には桜が満開になり新潟県内でも有名なお花見スポットとして知られています。
桜の種類としてソメイヨシノや八重桜・枝垂桜など約1000本もの本数が咲き誇り一目見ようと多くの観光客が訪れています。
弥彦公園は4万坪にもおよぶ敷地面積を誇っているのでその敷地内に広がる鮮やかな色をした桜の木には圧巻の一言です。
新潟の気候を利用し、お花見シーズンはなんと1カ月間ほど味わうことができます。
是非、一度お時間に余裕を持ってこちらに来ていただきたいです。
とても素晴らし景色で何時間もここにいれる気持ちになること間違いないでしょう。
また毎年4月には「弥彦湯かけまつり」といった手踊りやよさこい・ソーラン・太古の演奏などが開催されています。
今ではコロナウイルスの影響のため中止する場合もございますが、毎年多くの方が訪れ大変人気のお祭りとなっていますので、お花見シーズンに来るかたには是非この弥彦湯かけまつりも経験していただきたいなと思っています。
そして夏にはこの周辺にホタル達が集まるのです。
静かな雰囲気ですし、自然がたくさんですのでホタルがこれでもかと言うくらい集まり、光り、幻想的な景色を私たちに届けてくれます。
今ではホタルは貴重な生物となっています。都会に住んでいる方はまず見たことがないのではないでしょうか。
自然の中でも綺麗な空気・環境を兼ね揃えてなければホタルは発生しません。
初めて見るといった方もいるかと思いますし、ここで数多くのホタル達との世界を体験していただきたいです。
そして秋にはこの周辺一帯が真っ赤に染まり、とても綺麗な紅葉の景色を見ることができます。
春の優しいピンク色の桜のお花見とはまた違った雰囲気を味わうことができ、紅葉の景色も圧巻の一言です。
どこか力強さを感じることができ、心が洗われる気分になります。
秋の紅葉の季節も春と同様、多くの方がお散歩などに来ています。
この弥彦公園の周辺に住んでいる方はこんなにも贅沢な景色を毎日のように感じることができ、とても幸せだなと思ってしまいました。
弥彦公園の周辺
ではこの「弥彦公園」の周辺には一体どんな観光スポットがあるのか詳しくご紹介していきます。近くには弥彦山といって標高634メートルの山が存在しています。
この標高の高さはスカイツリーと同じなんだとか。
弥彦山を中心に弥彦山スカイラインや展望台・ロープウェイなど数多くの施設が完備されています。
車でここまで来た方には弥彦山スカイラインで気持ちよくドライブをされるのがいいでしょう。
このコースは弥彦山までの山頂へたどり着く道のりとなっていて全長16.8キロのコースとなっています。
またロープウェイでは山麓駅から弥彦山9合目の山頂駅までを約5分といった時間で渡り切ることができ、ここからの景色はとても美しいものとなっています。
天気の良いには周辺の山々たち間近で見ることができ、紅葉の季節には大人気となっています。
また、弥彦山の9合目には展望ビルがありここは展望レストランとなっています。
平日・休日を問わず人気のレストランであり満席状態が続いています。
そして山頂には公園も完備されており、この周辺一帯で1日楽しく遊ぶことができます。
今のコロナ禍の時代、自然と触れ合うことが重要視されていますし、のんびりと大自然の中で過ごすことをおすすめ致します。
弥彦公園へのアクセス方法
では今までご紹介してきました「弥彦公園」ですが、気になるアクセス方法をお伝え致します。
公共機関を利用するか車でのアクセスとなっており、この土地はJR弥彦駅より徒歩すぐのところに位置しています。
なので電車やバスで訪れても長い距離を歩くことなく目的地に到着することができます。
弥彦駅はこのように赤い神社のような建物をしていて珍しい感じがします。
新潟のこの大自然の雰囲気にとても似合っており、つい写真を撮りたくなってしまいます。
また、車でのアクセス方法ですが北陸道三条燕ICから国道289号を経由し約13キロほど走ると到着することができます。
所要時間でいうと約30分ほどの道のりです。
そしてこの「弥彦公園」にはしっかりと駐車場が完備されています。
駐車料金は無料となっていて、約2000台もの敷地の広さとなっています。
ですが、紅葉シーズンの11月1日から11月24日まではこの駐車場は有料となります。
普通車が1台500円となっていますので前もってご準備の方よろしくお願い致します。
車でのんびりとドライブをしながらここまで来るのもいいかと思います。
都会に住み慣れた方にはこの景色がとても新鮮に感じることでしょう。
澄んだ空気を吸い心をリフレッシュしていただきたいです。